肌にトラブルはつきもの。常に警戒を
思春期であればニキビや日焼け、年齢が進むごとにしわやしみ、たるみやほうれい線など、肌には常にトラブルがついてまわります。
人は生まれ落ちたその瞬間から老化が始まり、紫外線や様々な日々の生活習慣によって老化は加速していきます。
肌老化について今一度しっかりと向き合い、その原因と対策を万全にしましょう。
大人ニキビはオイリー肌以外の人にもできる
ニキビは肌トラブルのなかでももっともメジャーなものですが、実際に原因と対策を正しく理解している人は多くありません。
とくに10代の頃の思春期ニキビと、20代以上になってからできるニキビを同じものだと思っている場合は要注意です。
ニキビを「二十歳過ぎたら吹き出物」というように、大人になってからのニキビは別物です。
そのため、10代の頃のように余分な皮脂によってできるものではなく、ホルモン分泌の減少やストレス、免疫力の低下など様々な「体内バランス」の乱れによってできるものであることを把握しましょう。
そしてニキビの原因菌であるアクネ菌は、皮膚の常在菌なので単純な殺菌や滅菌だけではニキビを防ぐことはできません。
ニキビの予防には洗顔が大切ですが、以上のことから体内バランスの崩れを防ぐことも重要です。
更年期の女性は、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少によって、これまでニキビができなかった方もできてしまう場合があります。
そういった場合は、ピクノジェノールなどのサプリメントが有効です。
また、ニキビ跡を治すにはピーリングも非常に効果があります。
しわ、たるみ、ほうれい線は肌の老化の代表格
しわやたるみといった肌老化の原因は、コラーゲンの変性によるものです。
真皮にあるコラーゲンは、20代以降どんどん減っていき、40代になればほとんど作られることはありません。
コラーゲンはたんぱく質なので、飲んでも補うことはできませんし、表皮の角質のバリア機能によって、肌に直接塗っても真皮まで浸透しません。
コラーゲンを補うには、コラーゲンそのものを飲んだり塗ったりしても意味がないのです。
しかしこれまで説明してきましたように、レチノールにはコラーゲンの生成を促進する効果があり、またピーリング効果もあるため、肌老化を防ぐことができます。
ただ、しわとひと口に言っても様々な種類があり、その原因と対策はそれぞれ微妙に異なります。
気になるしわ対策を参照して下さい。
しみの原因は紫外線だけではない
しわ同様、しみにもいくつかの種類があります。
ニキビ跡のような炎症性のしみならばピーリングが効果的ですが、脂漏性角化症のように濃いしみの場合はレーザー治療や光治療でなければ取ることはできません。
しみについても種類によって原因と対策が異なりますので、しみのケアについての記事を参照してください。
日焼け防止・紫外線対策はスキンケアの基本中の基本
紫外線はあらゆる肌トラブルの原因ともなりうるほど凶悪なものです。
全年齢・年中無休で対策を講じる必要のあるものですが、意外に紫外線について正しく理解している方はあまり多くありません。
夏だけしか日焼け止めを塗らない
屋内や日陰ならば紫外線は届かないと思っている
美白化粧品でケアしているから十分
そうした誤解によって肌老化を促進させてしまうのは危険です。
紫外線は肌へのダメージを蓄積させていくため、浴びてしまった紫外線を「なかったこと」にすることはできません。
また、レチノールは紫外線対策には使えないことも知っておきましょう。
更年期障害による肌荒れに有効なのは?
更年期になると、ホルモンバランスは崩れて肌が荒れやすくなります。
最近では男性の更年期障害が増えてきていますが、基本的には女性ホルモンであるエストロゲンの減少が原因です。
こうした「体の内部から」の肌荒れについては、外側からのスキンケアによる対処よりも、サプリメントなどによる対処の方が効果的です。
もちろん、睡眠や日々の食生活、ストレスを溜めないなどといった事も重要ですが、現代人にとってそうした規則正しい健康的な生活は難しいでしょう。
そういった方にもっともおすすめなのがピクノジェノールです。
ピクノジェノールは非常に強力な抗酸化力を持ち、女性特有の症状の改善に大きな効果が得られる成分です。
特許成分でもあるため、安全性も高く、医療現場での注目が集まっています。
自分自身に合ったスキンケア対策を
以上、お肌トラブルの主なものの原因と対策を取り上げましたが、詳しくは各項目の記事を参考にして下さい。
それぞれの肌のトラブルに対する改善策は、その人の肌の状態や年齢によっても変わってきます。
たとえば20代以下ならば紫外線対策を中心にし、レチノールよりもビタミンC誘導体を使ったケアを行います。
レチノールは紫外線対策には向きませんが、それ以外の肌トラブルに対しては中心とすべきほど大きな効果があります。
しかし肌が弱い人にとっては、レチノールは刺激が強すぎるという場合もあるでしょう。
そうした時にはナイアシンやビタミンC誘導体を代用し、イオン導入器などの美顔器で補強します。
ご自身の年齢にあった化粧品選びについての項目とともに、それぞれのお肌トラブルの個別対応をしてスキンケアを行って下さい。
そして今後もより多くの情報をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。