40代こそレチノール
40代になると、肌老化がはっきりと表面に現れてきます。
これまでアンチエイジングやスキンケアをしっかりやってきた人とそうでない人の差は非常に大きいですが、老化そのものは誰にでも訪れるものです。
- ターンオーバーが遅れていく
- コラーゲンの産出が止まる
- 細胞の回復力が衰える
こうした現象の組み合わせによって、肌はあっという間にボロボロになっていきます。
しわ、しみ、たるみ、ほうれい線、黒ずみ、くま、毛穴のひらき…そうした肌のトラブルと無縁ではいられないでしょう。
40代からの化粧品選びは、そうした様々な肌老化へのダイレクトな対策を意識したものになります。
逆にいえば、ターンオーバーを正常化させ、コラーゲンの生成を促進し、細胞を活性化させる事ができれば、肌老化を止めて若返らせる事ができます。
それにはレチノールが非常に有効です。
基本は30代での化粧品選びと同じ。しかし…
肌老化の原因はコラーゲンの変性と減少です。
しかし40代以上になると、もうひとつホルモンバランスによる肌異常が現れてきます。
そう、更年期障害ですね。
閉経を前に、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減ると、肌に対しても様々な影響が出てきます。
もともと生理前に肌荒れしやすいタイプの方は、その傾向が顕著です(生理前にはエストロゲンが減り、黄体ホルモンであるプロゲステロンが増える)。
肌の酸化が老化を早めることは既に常識となっていますが、活性酸素を除去し、かつ女性特有の症状に非常に大きな効果を発揮するサプリメントがあります。
それがピクノジェノールです。
ビタミンEの約170倍、ビタミンCの約340倍の抗酸化力を持つ、「若返り薬」と呼ばれる最近話題の成分です。
実際には薬ではありませんので、副作用の心配などもありません。
40代からは、化粧品による「外側からのケア」だけでなく、サプリメントによる「内部からのケア」も必要です。
レチノール+ピーリングでもしみが取れないときは
40代になれば、細胞が損傷してから再生するまでの間に、回復力が追いつかずにさらなる損傷を受けることが頻繁に起きます。
そうしてしみが増えていき、さらに深く濃くなっていきます。
それを抑える一手段としてピクノジェノールのサプリメントが有効ですが、即効性のある対処としては、レチノール+ピーリングによるケアです。
それでもなかなか消えないしみには、集中ケアが有効な手段になります。
集中ケアのうち、レチノールのより強力なものを使うという方法があります。
オバジ ニューダームシリーズのトレチノインです。
これはアメリカからの直輸入になるため、非常に強力ですので肌の弱い人には向きません。
しかし通常のレチノールよりもより早く、より強く肌に作用するため、効果も激的です。
集中ケアのもうひとつの方法は、レーザー治療です。
クリニックに行かなくても、トリア・スキン エイジングケアレーザーのように、自宅でできる美顔器も多く販売されています。
40代からのスキンケアは、30代の攻めのスキンケアからさらに踏み込んだスキンケアが必要になってきます。
間違いなく老化が加速していくからです。
しかし適切なケアによって、その老化をある程度遅らせる事も可能になってきています。
レチノールや美顔器など、有効な手段はいくつかありますから、ご自身の肌の状態や目的に合わせて選んでいきましょう。
関連ページ
- 20代の化粧品選び
- レチノールは高い効果を持つ成分ですが、年齢が若い人にはあまりお勧めしません。 では20代の方の化粧品選びは何を中心にすべきでしょうか? 生まれた瞬間から始まる老化に対して、20代からやっておくべきことについて説明していきます。 守りのスキンケアを徹底し、来るべき30代、40代に備えましょう。
- 30代の化粧品選び
- レチノールが威力を発揮しだすのは、若い20代以下の肌よりも老化が目に見えて現れる30代からです。 30代の化粧品選びおよびスキンケアについて、しっかりと見ていきましょう。 ここでしっかりとしたアンチエイジング対策ができるかどうかで、40代以降の老け方に大きな差が生まれます。
- レチノール美容液は定番ものを
- レチノール美容液のオススメはなんといってもb.glenです。 肌老化の様々なトラブルを解決してきたb.glenだからこそ、レチノール配合の美容液も肌にしっかりとした実感を与えるのです。 定番中の定番であるb.glenのQuSomeレチノAを使うべき理由を見ていきましょう。