レチノール 化粧品

レチノールの化粧品は何を選ぶべき?

レチノール配合の化粧品は色々とありますが、選ぶべきものはどれなのか悩みどころですよね。

 

スキンケアにおいては、化粧水、美容液、クリームと様々なタイプがあります。

 

レチノールの効果を最大限引き出すものを選ぶためにも、それぞれの特徴や目的について確認しておきましょう。

化粧水は使用感のみで選んでOK?

レチノール配合の化粧水というのはほとんどありません。

 

まず先に言ってしまえば、化粧水そのものはスキンケアに役立たないと思っていいでしょう。

 

化粧水が肌に潤いを与えることはほとんどないのです。

 

レチノールに限らず、保湿成分が多分に含まれる場合は、美容液のカテゴリになってしまいます。

 

化粧水を使う理由は、清涼感や気持ちよさといった、スキンケアとは無関係の部分です。

 

そのため、使用感のみで選んで構いません。
値段による優劣もそれほどないので、高いものを無理して買う必要はないでしょう。

 

それでも化粧水による肌への効果を求めたいならば、ビタミンC誘導体や抗酸化成分入りのものを選びます。

 

ただし実際に効果を実感できるほどには含まれていない事は覚えておくべきです。

美容液によって肌に有効成分を補給する

スキンケアにおいてメインとなるのが美容液です。

 

有効成分を効率よく肌に補給できるため、絶対に欠かすことはできません。

 

保湿成分や美白・美肌成分が含まれているのがほとんどですが、それらの成分のもともとの単価が高いため、値段設定が高めで容器が小さいのが一般的です。

 

実際のところ、美容液には正しい定義はありません。
化粧水のなかでも、保湿成分濃度が高ければ美容液のカテゴリに入りますし、ジェル状のものやクリーム状のものもあります。

 

では何を基準に選ぶべきか?

 

それはスキンケアの目的に合った成分が入っているかどうかです。

 

1本で保湿もしわもしみ対策も…というわけにはいきません。

 

保湿目的で選ぶならば、保水力に優れたセラミド配合がいいでしょう。

 

美白目的なら、チロシナーゼの働きを抑制しメラニンの生成をブロックするものが効果的です。

ビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタエキスなどが代表的。

 

アンチエイジング目的ならば繊維芽細胞に働きかけるものを選びます。

これこそがレチノールであり、肌の老化を防いで若返らせる効果があります。

 

美容液を使う場合は、その目的にかかわらず基本的に顔全体に塗ります。

 

2つ以上の美容液を塗る場合は、水っぽいものから油分のあるものへと重ねます。
この順番を守らないと、肌に有効成分が浸透しません。

40代を過ぎたらクリームは必須

乳液クリームを使う最大の目的は、肌の油分を補うことです。

 

若いうちは肌の油分が豊富なので、保湿がきちんとできていれば、スキンケアにクリームを使う必要はありません。

 

しかし40代からは、肌の水分だけでなく油分も激減していきます。

 

油分が減ると、肌のなめらかさが減っていきます。

 

なめらかさが減ると、肌は硬くなり、刻まれたしわが元に戻らなくなります。

 

油分補給のみを目的にする場合は、高価なクリームを買う必要はありません。
敏感肌用のシンプルなものでも十分に効果があります。

 

しかし特殊な美容効果を狙ったものならば、それに合わせた有効成分が配合されているものを選ぶ必要があります。

 

しわに効くのは、ダントツでレチノールです。
目元のしわ用のアイクリームではレチノール入りが大きな効果を発揮するでしょう。

 

しみに効くのは脂溶性の天草エキスなどです。

 

どちらも皮膚科学的な立場から推奨されています。

美容液をメインに据えて考える

レチノールの化粧品を使う場合は、基本的に30代を超えてからのアンチエイジングのためだと思って下さい。

 

20代のうちはビタミンC誘導体入りのもので大丈夫です。

 

レチノール入りの美容液をメインに、40代ならばクリームも併用していきます。

 

30代までは乳液でも十分でしょう。

 

保湿か美白かアンチエイジングか、スキンケアの目的とともに、ご自身の肌の油分と相談して決めて下さい。

 

オススメはb.glen(ビーグレン)のQuSomeレチノAをメインの美容液に、Gracieux+(グラシュープラス)のアイクリームを目元・目尻のしわのケアに使う組み合わせです。

 

レチノール製品をこれまで試したことがなく、目元の小じわ対策だけをしたい方は、Gracieux+のアイクリームだけでもじゅうぶんでしょう。


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